つらい 苦しい 悲しい
そんな感情に押しつぶされそうな
あなたに


大切な人を亡くしたあなたのための場所

かけがえのない人を亡くし、一人で悲しみを抱え込んでいませんか?
SaChi(さち)は、あなたの気持ちを安心して話せるグリーフケアの場です。
「話せるかな」「涙が出たらどうしよう」そんな心配はいりません。ここでは、どんな感情も受け止められます。無理に話す必要もありません。
「話して少し楽になった」「一人じゃないと感じた」そんな声が、ここから生まれています。
あなたの悲しみに寄り添い、共に歩むことを大切にしています。どうぞ安心してSaChiへお越しください。

25年8月に行われた第85回の様子
参加者6名 ファシリテーター2名
今回は、いつもより早めに会場へ到着しましたが、すでに多くの方が席についておられ、残りの参加者を待ってセッションを開始しました。
この日は新たに2名の初参加者を迎え、心が壊れそうなほどの体験を経てsachiに来られたことをお話しくださいました。
大切な方を亡くした悲しみ、自分ではどう処理してよいかわからないほどのつらさや苦しみの中で、「どうして相談してくれなかったのか」「あの時ああしていれば」という思いを皆で分かち合いました。参加者の中には「死別の後に鬱になった」「希死念慮から後追いを考えたことがある」といった率直な気持ちも語られ、互いに深く耳を傾け合う時間となりました。
お話を一巡した後はお茶の時間となり、穏やかな雰囲気のなかで交流を深めました。席上では「"あんことクリーム、どちら派?"」といった甘味の好みにまつわる和やかな話題から、不動産やネグレクトの課題、さらには札幌におけるグリーフケアの現状まで、幅広いテーマについて熱心な意見交換が行われました。
参加者からは次のような感想が寄せられました。

・「一周忌を迎え、心の区切りがついた」

・「後追いしなくてよかったと感じている」

・「職場や日常生活の中では話せないことを話すことができた」

・「無理をせず、その日その日を過ごしていきたい」

・「皆の話を聞いて勇気づけられた」

・「燃え尽きから回復の途中で、健康に気を配り食事を楽しんでいる」

お帰りの際には、心の重荷を少し下ろしたかのように、さっぱりとした表情を浮かべられていたのが印象的でした。改めて、かけがえのない方の死が残されたご家族や関係者の人生に、どれほど大きな影響を与えるのかを実感する会となりました。


25年7月に行われた第84回の様子

参加者6名 ファシリテーター2名

私が到着した時にはすでに皆さんお揃いで、セッションは予定よりも少し早めにスタートしました。今回は新たに1名の方が参加され、ファシリテーターの進行のもと、自己紹介などが行われました。
セッションでは、故人に対して「こうしてやればよかった」といった後悔の念を語る方、四十九日を迎え心の整理がついたという方、そして会を重ねるごとに表情が明るく元気になっていく方など、様々な声が聞かれました。

中には、sachiに参加してから表情が劇的に変わり、笑顔を見せることができるようになったと周囲に指摘された方もいらっしゃいました。また、「皆の意見を聞いて自分を責めず、前を向けるようになった」という前向きな感想も聞かれ、参加者それぞれが自身の感情と向き合い、心の変化を感じている様子が伺えました。
お茶の時間では、参加者間の思いがけない共通点が次々と見つかり、大いに盛り上がりました。同じ時期に同じ国に滞在していた方や、同じ種類のペットを飼っていた方など、様々な共通点が発見されました。話題は不思議な体験談から最新のAIまで多岐にわたり、和やかな雰囲気の中で交流が深まりました。
参加者からは、「仕事の後に来るのは大変だったが、来てよかった」「こんなことがあったよと故人に報告したい」 「今回も来るのが億劫だったが、やはり来てよかった」といった感想が聞かれ、会に参加することへのためらいを乗り越え、参加して得られる心の充実感を多くの参加者が感じていることがうかがえました。

今後も「sachi」が、参加者一人ひとりの心の整理や癒しの場として、温かく支え合えるコミュニティであり続けることを願っております。 


過去の様子


【 開催日と時間 】

毎月第4水曜日 19:00~21:00

【 場 所 】

札幌市中央区(地下鉄中島公園駅より徒歩4分の場所です)

【 参加条件 】

家族・友人などかけがえのない人と死別した大人(死別の原因は問いません)

【 参加費 】

500円(茶菓代)

【 参加方法 】

事前にメールでご連絡ください

(定員に達しているため受付を停止しています) 

grisuppo_sachi@yahoo.co.jp

【 プログラムの流れ 】

  1. 始まりの輪
    その日集まったメンバーで輪を作り、簡単な自己紹介をします。
  2. お話の時間
    順番に時間を分け合って、話したいことを話します。話したくないときはパスもできます。
  3. 終わりの輪
    日常生活に戻るために、最後も輪を作って終わります。

【グリーフケアのルール】

自分や相手の心と体を大切にしましょう。

 ・お互いを尊重し、思いやりの気持ちを持って接しましょう。
 ・誰も傷つかない、安心できる場を皆で作りましょう。

◎トーキングスティックを持っている方がお話しください。
 ・お話が終わったら、そっと次の人に渡してください。
 ・話している方の言葉に耳を傾け、最後まで心を込めて聴きましょう。

◎話したくないときは、無理に話さなくても大丈夫です。
 ・「パスします」と伝えていただければ、次の人にスティックを回します。
 ・ 話せるタイミングが来たら、いつでも話してくださいね。

◎ ここで聞いたお話は、この場だけで大切にしましょう。
 ・ 参加された方のプライバシーを守るため、外では一切話さないでください。
 ・ 安心して胸の内を話せるよう、皆で秘密を守りましょう。


【SaChiファシリテーターのご紹介】

SaChiのファシリテーターは、カウンセラーでも、先生でもありません。

私たちは、参加者一人ひとりに寄り添う仲間(ピアサポーター)として、皆さんと関わります。

仕事や専門分野はそれぞれですが、グリーフサポートに関する研修を修了し、日々学びを重ねています。

そして、ファシリテーターの中には、かけがえのない人との死別を経験している者もいます。

もし、私たちの経験や気持ちについて聞きたいことがあれば、どうぞ気軽にお声がけください。

SaChiが提供するのは、「日常」とも異なる、「専門家」の場とも少し違う、「非日常」の安全な場所です。

しかし、「専門家」によるサポートが必要な方には、連携機関との橋渡しも可能ですので、いつでもご相談くださいね。

<連携機関>

児童精神科医、婦人科医、弁護士、スクールソーシャルワーカー


主催:グリーフサポートSaChi

グリーフサポートSaChiは、東日本大震災の際に、母子避難されたお子さんの受け入れ支援をきっかけに誕生しました。その基盤となっているのは、「ワンディプログラム キッズハウス de うけいれ隊」です。

現在は、アメリカのダギーセンター(子どものグリーフサポート施設)などで研修を積んだスタッフが運営にあたっています。

【 申込先 】

Mail : grisuppo_sachi@yahoo.co.jp


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