
おとなSaChi
つらい 苦しい 悲しい
そんな感情に押しつぶされそうな
あなたに
大切な人を亡くしたあなたのための場所
かけがえのない人を亡くし、一人で悲しみを抱え込んでいませんか?
SaChi(さち)は、あなたの気持ちを安心して話せるグリーフケアの場です。
「話せるかな」「涙が出たらどうしよう」そんな心配はいりません。ここでは、どんな感情も受け止められます。無理に話す必要もありません。
「話して少し楽になった」「一人じゃないと感じた」そんな声が、ここから生まれています。
あなたの悲しみに寄り添い、共に歩むことを大切にしています。どうぞ安心してSaChiへお越しください。
参加者6名、ファシリテーター2名
新たに参加された方々は、配偶者を亡くされ、とてもつらい状況の中でsachiに来てくださいました。
「突然の死の衝撃で食事も喉を通らなかった」「周囲に同じ経験をした人がいない中、ここで分かり合えたことが救いになった」「この心の状態がいつまで続くのか不安」と率直なお気持ちも語ってくださいました。
また、高齢のご両親の介護で大変な時期があった方や、話す相手がいない中でここに来られたことが支えになったと話してくださった方もいらっしゃいました。
数回目の参加の方も、「ここには良い印象しかない」と笑顔で語ってくださいました。
お茶の時間には、季節の話題や故人の携帯電話の扱いなど、さまざまなお話で和やかに盛り上がり、心温まる時間が流れました。
参加者5名、ファシリテーター2名
ある方は、幼くして旅立たれたお子さまを思い、「今も生きていたなら、どんなに大きく成長していただろう」と、そっと心の中で寄り添い続けておられるお気持ちを語ってくださいました。さらに、お子さまの衣服に残る香りを大切に守るために、ジップロックに入れて香りが漏れないようにしていることもお話しくださいました。
また、葬儀を通して親族との関係の難しさを改めて実感された方や、地方出身で身近に話し相手がいないため「今日ここに来られて本当に良かった」と語ってくださった方もいらっしゃいました。日々のつらさから「今は何も手につかない」と、正直な思いを口にされる場面もありました。
カウンセラーの紹介でsachiを知り、数回目のご参加となった方からは「以前はメイクをすることも難しかったが、今日はお化粧をして外出できた」と前向きな変化を分かち合ってくださいました。
また、故人との思い出が詰まった「オータムフェスタ」に足を運ばれ、その余韻を胸に会へと立ち寄られた方もいらっしゃいました。祭りのにぎわいや懐かしい風景が、在りし日の姿をありありと思い起こさせ、故人とともに過ごした時間を改めて噛みしめるきっかけになったとのことです。そうした思いを携えて集まられた皆さまが、「故人の残してくれたもの」について温かく語り合うひとときとなりました。
お茶の時間には、好きな食べ物や出身地の寿司・焼き鳥の話題で笑顔がこぼれ、和やかな空気が流れました。
今回も、互いの思いを分かち合うあたたかなひとときとなりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
【 開催日と時間 】
毎月第4水曜日 19:00~21:00
【 場 所 】
札幌市中央区(地下鉄中島公園駅より徒歩4分の場所です)
【 参加条件 】
家族・友人などかけがえのない人と死別した大人(死別の原因は問いません)
【 参加費 】
500円(茶菓代)
【 参加方法 】
事前にメールでご連絡ください
(定員に達した場合は参加出来ない事もございますのでご承知ください)
【 プログラムの流れ 】
- 始まりの輪
その日集まったメンバーで輪を作り、簡単な自己紹介をします。 - お話の時間
順番に時間を分け合って、話したいことを話します。話したくないときはパスもできます。 - 終わりの輪
日常生活に戻るために、最後も輪を作って終わります。
【グリーフケアのルール】
◎自分や相手の心と体を大切にしましょう。
・お互いを尊重し、思いやりの気持ちを持って接しましょう。
・誰も傷つかない、安心できる場を皆で作りましょう。
◎トーキングスティックを持っている方がお話しください。
・お話が終わったら、そっと次の人に渡してください。
・話している方の言葉に耳を傾け、最後まで心を込めて聴きましょう。
◎話したくないときは、無理に話さなくても大丈夫です。
・「パスします」と伝えていただければ、次の人にスティックを回します。
・ 話せるタイミングが来たら、いつでも話してくださいね。
◎ ここで聞いたお話は、この場だけで大切にしましょう。
・ 参加された方のプライバシーを守るため、外では一切話さないでください。
・ 安心して胸の内を話せるよう、皆で秘密を守りましょう。
【SaChiファシリテーターのご紹介】
SaChiのファシリテーターは、カウンセラーでも、先生でもありません。
私たちは、参加者一人ひとりに寄り添う仲間(ピアサポーター)として、皆さんと関わります。
仕事や専門分野はそれぞれですが、グリーフサポートに関する研修を修了し、日々学びを重ねています。
そして、ファシリテーターの中には、かけがえのない人との死別を経験している者もいます。
もし、私たちの経験や気持ちについて聞きたいことがあれば、どうぞ気軽にお声がけください。
SaChiが提供するのは、「日常」とも異なる、「専門家」の場とも少し違う、「非日常」の安全な場所です。
しかし、「専門家」によるサポートが必要な方には、連携機関との橋渡しも可能ですので、いつでもご相談くださいね。
<連携機関>
児童精神科医、婦人科医、弁護士、スクールソーシャルワーカー
主催:グリーフサポートSaChi
グリーフサポートSaChiは、東日本大震災の際に、母子避難されたお子さんの受け入れ支援をきっかけに誕生しました。その基盤となっているのは、「ワンディプログラム キッズハウス de うけいれ隊」です。
現在は、アメリカのダギーセンター(子どものグリーフサポート施設)などで研修を積んだスタッフが運営にあたっています。
【 申込先 】
Mail : grisuppo_sachi@yahoo.co.jp
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