
おとなSaChi
つらい 苦しい 悲しい
そんな感情に押しつぶされそうな
あなたに
・大切な人を亡くしたあなたのための場所
かけがえのない人を亡くし、一人で悲しみを抱え込んでいませんか?
SaChi(さち)は、あなたの気持ちを安心して話せるグリーフケアの場です。
「話せるかな」「涙が出たらどうしよう」そんな心配はいりません。ここでは、どんな感情も受け止められます。無理に話す必要もありません。
「話して少し楽になった」「一人じゃないと感じた」そんな声が、ここから生まれています。
あなたの悲しみに寄り添い、共に歩むことを大切にしています。どうぞ安心してSaChiへお越しください。
次回開催は2025年6月25日(水) 19時より(第83回目)
25年5月に行われた第82回の様子
参加者7名 スタッフ2名
私が会場に着いた時、室内は重苦しい空気に包まれていました。うつむいている方、周りの様子をうかがう方、黙っている方々。皆さんの緊張がひしひしと伝わってきます。
その後、グリーフケアが始まり、それぞれの方が心に秘めた思いを口にしてくださいました。話している最中に感情が揺さぶられて涙されることもありましたが、お互いの気持ちを深く分かち合うことができました。
そして、待ちに待ったティータイム。ひと通りお話が終わった後、お茶の時間になりました。話してみると、家がご近所だったり、同じような体験をされていたり、仕事のマル秘話が飛び出したりと、共通の話題で盛り上がります。
気がつけば、小さなグループが二つ三つできて、楽しそうな笑い声が聞こえてきました。「近親者を亡くした」という共通点だけで集まった方々が、こんなにも短時間で心を開いていく。なんだか不思議な体験でした。
そして終わりの時間、皆さんが帰途につく際には、口角が上がり、笑顔が見られました 。何かと大変な今の時代、誰も裁かない、誰にも裁かれない、安心して心の思いを吐き出せる場所というのは本当に貴重だと感じました。
25年4月に行われた第81回の様子
参加者5名 スタッフ3名
自己紹介の後、それぞれの方が胸の内にある思いを話されました。
涙を流される場面もありましたが、参加者全員でその苦しみや悲しみを分かち合うことができました。
最初は皆さん緊張されていましたが、お茶の時間では旅行や本といった趣味の話題で大変盛り上がりました。
涙あり笑いありの充実した2時間となり、最後は皆さん笑顔で帰路につかれました。
話すことによって、心の中でぎゅっと握りしめていた感情を離す ことができるのかもしれませんね。
【 開催日と時間 】
毎月第4水曜日 19:00~21:00
【 場 所 】
札幌市中央区(地下鉄中島公園駅より徒歩4分の場所です)
【 参加条件 】
家族・友人などかけがえのない人と死別した大人(死別の原因は問いません)
【 参加費 】
500円(茶菓代)
【 参加方法 】
事前にメールでご連絡ください
grisuppo_sachi@yahoo.co.jp
【 プログラムの流れ 】
- 始まりの輪
その日集まったメンバーで輪を作り、簡単な自己紹介をします。 - お話の時間
順番に時間を分け合って、話したいことを話します。話したくないときはパスもできます。 - 終わりの輪
日常生活に戻るために、最後も輪を作って終わります。
【グリーフケアのルール】
◎自分や相手の心と体を大切にしましょう。
・お互いを尊重し、思いやりの気持ちを持って接しましょう。
・誰も傷つかない、安心できる場を皆で作りましょう。
◎トーキングスティックを持っている方がお話しください。
・お話が終わったら、そっと次の人に渡してください。
・話している方の言葉に耳を傾け、最後まで心を込めて聴きましょう。
◎話したくないときは、無理に話さなくても大丈夫です。
・「パスします」と伝えていただければ、次の人にスティックを回します。
・ 話せるタイミングが来たら、いつでも話してくださいね。
◎ ここで聞いたお話は、この場だけで大切にしましょう。
・ 参加された方のプライバシーを守るため、外では一切話さないでください。
・ 安心して胸の内を話せるよう、皆で秘密を守りましょう。
【SaChiファシリテーターのご紹介】
SaChiのファシリテーターは、カウンセラーでも、先生でもありません。
私たちは、参加者一人ひとりに寄り添う仲間(ピアサポーター)として、皆さんと関わります。
仕事や専門分野はそれぞれですが、グリーフサポートに関する研修を修了し、日々学びを重ねています。
そして、ファシリテーターの中には、かけがえのない人との死別を経験している者もいます。
もし、私たちの経験や気持ちについて聞きたいことがあれば、どうぞ気軽にお声がけください。
SaChiが提供するのは、「日常」とも異なる、「専門家」の場とも少し違う、「非日常」の安全な場所です。
しかし、「専門家」によるサポートが必要な方には、連携機関との橋渡しも可能ですので、いつでもご相談くださいね。
<連携機関>
児童精神科医、婦人科医、弁護士、スクールソーシャルワーカー
主催:グリーフサポートSaChi
グリーフサポートSaChiは、東日本大震災の際に、母子避難されたお子さんの受け入れ支援をきっかけに誕生しました。その基盤となっているのは、「ワンディプログラム キッズハウス de うけいれ隊」です。
現在は、アメリカのダギーセンター(子どものグリーフサポート施設)などで研修を積んだスタッフが運営にあたっています。
【 申込先 】
Mail : grisuppo_sachi@yahoo.co.jp
検索用キーワード
北海道 札幌 札幌市 グリーフケア 死生観 ターミナルケア 終末期医療 死別 遺族 遺族ケア がん患者の家族 自死遺族 犯罪被害者遺族 傾聴 グリーフカウンセリング カウンセラー わかちあいの会 自助グループ ピアサポート 寄り添う 分かち合う わかちあい 話す 聞く 相談 離別 家族 親 子供 配偶者 夫 妻 兄弟 姉妹 友人 恋人 大切な人 悲しみ 喪失感 寂しさ 孤独 不安 恐怖 後悔 罪悪感 怒り 無気力 虚しさ 混乱 癒しの会 分かち合いの会 遺族会 遺族のつどい 眠れない 食欲がない 涙が止まらない 何も手につかない 孤立 心の整理がつかない 遺族交流会悲しみの会 近親者 カウンセリング 癒し 話を聞いてほしい 孤独 故人 鬱 うつ ウツ 寡婦 未亡人 やもめ 喪失 遺族 喪失感 深い絶望 悲しみ 悲しい 不安 喪失感 時が止まった 喪失体験 苦しみ 寂しい 配偶者 別れ 受けたい 病死 死別 自殺 自死 事故死 死別体験者 死別会 死別の会 サークル コミュニティ 死別体験者の分かち合いの会 大切な人を亡くした 会 配偶者を亡くした人の会 家族を亡くした 夫 妻 子 家族 死別 助けて 気が狂いそう 先立たれ 苦しみ 悲しみ わかちあいの会 わかち会いの会 遺族ケア 集い 死んだ 亡くなった 先立たれた ロス症候群 どこで かけがえのない人