つらい 苦しい 悲しい
そんな感情に押しつぶされそうな
あなたに


大切な人を亡くしたあなたのための場所

かけがえのない人を亡くし、一人で悲しみを抱え込んでいませんか?
SaChi(さち)は、あなたの気持ちを安心して話せるグリーフケアの場です。
「話せるかな」「涙が出たらどうしよう」そんな心配はいりません。ここでは、どんな感情も受け止められます。無理に話す必要もありません。
「話して少し楽になった」「一人じゃないと感じた」そんな声が、ここから生まれています。
あなたの悲しみに寄り添い、共に歩むことを大切にしています。どうぞ安心してSaChiへお越しください。

2026年6月に行われた第95回の様子

今回は参加者4名、ファシリテーター2名で、定刻の19時より穏やかにスタートしました。

この日も、それぞれが大切な方への想いを胸に集い、安心して気持ちを語り合える温かな時間となりました。

久しぶりに参加された方は、ご自身も手術を経験されるなど、さまざまな出来事を乗り越えながら会へ足を運んでくださいました。親御さんとの別れや、ご家族の病気、遺品整理が進められないこと、また葬儀の際に周囲との調整で苦労した経験など、複雑な思いを率直に語ってくださいました。

伴侶を亡くされた方からは、「仕事をしている時間は気が紛れるが、休日は特につらい」という胸の内が語られました。また、大切な方が整えてくださった生活の跡に今も手を付けることができないことや、周囲に事情を知らない方から何気なく家族のことを尋ねられることの苦しさなど、深い喪失感が共有されました。一方で、回を重ねるごとに穏やかな表情が見られるようになり、その変化を参加者同士で感じられたことも印象的でした。

ご両親を見送られた方からは、認知症による変化を受け止めながら介護の日々を過ごしたこと、介護を支えていたご家族との突然の別れ、そして最期に立ち会えなかったことへの思いが語られました。また、ご実家には今も思い出の品々が残されており、整理することの難しさについても共感が寄せられました。

お父様を亡くされた方は、「もっとこうしてあげられたのではないか」という後悔が今も心に残っていることを話してくださいました。日常の何気ない出来事までも思い返し、自分を責めてしまう気持ちを抱えながらも、「ここへ来ることが楽しみ」と話され、その言葉は参加者にとっても大きな励ましとなりました。

お母様との別れを経験された方からは、「あの時こうしていれば」という後悔や、自分の選択が影響したのではないかという自責の念が語られました。また、事情を知らない方から家族について尋ねられるつらさや、遺品整理の難しさについても話題となりました。そして、「生前はつらい出来事も多かったけれど、今では良い思い出ばかりが心に浮かぶ」と静かに語られる姿が印象に残りました。

今回の会でも、「後悔」「遺品整理」「周囲の何気ない言葉に傷つくこと」「仕事や日常との向き合い方」など、多くの共通する思いが語られました。参加者それぞれの経験に耳を傾け、共感し合うことで、「自分だけではない」と感じられる時間になったように思います。

大切な人を想う気持ちは、それぞれの歩みの中で少しずつ形を変えながら続いていきます。この会が、安心して気持ちを語り、ありのままの自分でいられる居場所であり続けられるよう、これからも大切に活動を続けてまいります。


2026年5月に行われた第94回の様子
今回は参加者5名、ファシリテーター2名で、穏やかな時間を共に過ごしました。

大切な方との別れを経験された皆さまが、それぞれの思いや近況を語り合い、互いの言葉に耳を傾けるひとときとなりました。

お子さまを亡くされた方からは、ご家族との関係に変化が生じ、現在もさまざまな葛藤を抱えながら日々を過ごしていることが語られました。深い悲しみを抱えながらも、ご自身の人生と向き合い続けている様子が印象的でした。

配偶者を亡くされた方からは、故人との思い出が詰まった家の修繕についてのお話がありました。資材価格の高騰や仕事への影響など、社会情勢が日常生活にも及んでいることを実感されている一方で、以前より表情が柔らかくなり、一周忌を迎える準備についても前向きに語られていました。

また、愛猫との時間を日々の支えとしている方からは、周囲の励ましの言葉に救われることもあれば、かえって傷ついてしまうこともあるという率直な思いが語られました。「故人のことを安心して話せるのはここだけ」とのお言葉は、参加者の皆さまの共感を呼びました。

久しぶりに参加された方は、以前よりも明るい表情で、生き生きと近況を話してくださいました。故人が大切にしていた家をリフォームされたこと、一人で暮らす寂しさを感じながらも日々を大切に過ごしていること、そして故人からのメッセージを待ち望む素直な気持ちを分かち合ってくださいました。

お茶の時間には、原材料不足や物価上昇が生活に与える影響、留学費用や燃料サーチャージの増加への不安、海外情勢、身近なお店の話題など、さまざまな話に花が咲きました。悲しみだけでなく、日常の出来事や社会の変化についても語り合いながら、自然と親睦を深めることができました。

グリーフの歩みは一人ひとり異なります。悲しみが消えることはなくても、その思いを安心して語れる場所があることで、少しずつ日々を歩んでいく力につながることがあります。今回の集いでも、それぞれが抱える思いを言葉にし、互いに耳を傾け合うことで、「一人ではない」と感じられる温かな時間となりました。そのぬくもりが、これからの日々を歩む小さな灯りとなればと思います。



【 開催日と時間 】

毎月第4水曜日 19:00~21:00

【 場 所 】

札幌市中央区(地下鉄中島公園駅より徒歩4分の場所です)

【 参加条件 】

家族・友人などかけがえのない人と死別した大人(死別の原因は問いません)

【参加費】

お一人様 500円

※参加費は茶菓代として頂戴しております。
※追加料金はございません。

【参加方法】

事前にメールでご連絡ください。

grisuppo_sachi@yahoo.co.jp

※定員に達した場合は、ご参加いただけないこともございます。
あらかじめご了承ください。


【ご参加についてのお願い】

「おとなSaChi」は、安心して想いを分かち合える時間を大切にするため、事前予約制で開催しております。

お席やお茶・おやつの準備がありますので、当日の突然のご参加はご遠慮いただき、事前のご予約をお願いいたします。

皆さまがほっと心を休められる時間となりますよう、スタッフ一同心を込めて整えております。
ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

【 プログラムの流れ 】

  1. 始まりの輪
    その日集まったメンバーで輪を作り、簡単な自己紹介をします。
  2. お話の時間
    順番に時間を分け合って、話したいことを話します。話したくないときはパスもできます。
  3. 終わりの輪
    日常生活に戻るために、最後も輪を作って終わります。

【グリーフケアのルール】

自分や相手の心と体を大切にしましょう。

 ・お互いを尊重し、思いやりの気持ちを持って接しましょう。
 ・誰も傷つかない、安心できる場を皆で作りましょう。

◎トーキングスティックを持っている方がお話しください。
 ・お話が終わったら、そっと次の人に渡してください。
 ・話している方の言葉に耳を傾け、最後まで心を込めて聴きましょう。

◎話したくないときは、無理に話さなくても大丈夫です。
 ・「パスします」と伝えていただければ、次の人にスティックを回します。
 ・ 話せるタイミングが来たら、いつでも話してくださいね。

◎ ここで聞いたお話は、この場だけで大切にしましょう。
 ・ 参加された方のプライバシーを守るため、外では一切話さないでください。
 ・ 安心して胸の内を話せるよう、皆で秘密を守りましょう。


【SaChiファシリテーターのご紹介】

SaChiのファシリテーターは、カウンセラーでも、先生でもありません。

私たちは、参加者一人ひとりに寄り添う仲間(ピアサポーター)として、皆さんと関わります。

仕事や専門分野はそれぞれですが、グリーフサポートに関する研修を修了し、日々学びを重ねています。

そして、ファシリテーターの中には、かけがえのない人との死別を経験している者もいます。

もし、私たちの経験や気持ちについて聞きたいことがあれば、どうぞ気軽にお声がけください。

SaChiが提供するのは、「日常」とも異なる、「専門家」の場とも少し違う、「非日常」の安全な場所です。

しかし、「専門家」によるサポートが必要な方には、連携機関との橋渡しも可能ですので、いつでもご相談くださいね。

<連携機関>

児童精神科医、婦人科医、弁護士、スクールソーシャルワーカー


主催:グリーフサポートSaChi

グリーフサポートSaChiは、東日本大震災の際に、母子避難されたお子さんの受け入れ支援をきっかけに誕生しました。その基盤となっているのは、「ワンディプログラム キッズハウス de うけいれ隊」です。

現在は、アメリカのダギーセンター(子どものグリーフサポート施設)などで研修を積んだスタッフが運営にあたっています。

【 申込先 】

Mail : grisuppo_sachi@yahoo.co.jp


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